idea factory from newspaper 2003 12 1
旅支度(outfit for a journey)
私は、旅行に出かける時には、
いつもの靴、いつものズボン、いつものシャツで、出かけます。
そのため、地元の人と見られ、よく道を聞かれます。
外国に出かける時も、同じ格好で、出かけます。
さて、外国で、見かける日本人は、立派な格好をしています。
私は、金持ちであると主張しているような格好です。
しかし、日本と違って、外国は、治安が悪く、強盗やスリが多い。
強盗やスリから見れば、日本人は、格好の標的となります。
また、日本人は、現地で借りるレンタカーも、
高級車を借りる人がいます。
しかし、これも、強盗やスリから見れば、
私は、たくさん、お金を所持していると主張しているようなものです。
そのような高級車を借りられる経済力があると、強盗やスリには見えるのです。
旅行に行く時は、見栄を張ってはいけない。
それは、危険を招くだけです。
背伸びをしてはいけない。
普段着のままで旅行に行くべきです。
それから、知らない土地で、待ち合わせをする時は、
約束の時間よりも、かなり早く、到着するようにしています。
それは、現地を歩き回って、土地勘をつけてから、
待ち合わせの人と会うためです。
これは、知らない土地では、心理的に不安感があり、
そのため、相手より心理的に不利になるからです。